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茨城メロン王国でメロン狩り!!【消えたレポート vol.2】

『消えたレポートシリーズ』第2弾。
今回は、去年の6月に参加したメロン狩りです。

野菜ソムリエ協会のN川さんが私にレポートを依頼した理由は、

試食で出されたメロンとトマト、そして、
BBQでの食べっぷりがあまりに良かったから
だったという…(^^;;;


BBQの肉は、茨城の銘柄豚『ローズポーク』でした。
肉質の柔らかさと脂身の甘さは、黒豚よりあるように感じました。

豚肉は美味しくて満足だったのですが、
量が多くて(1人前:300g!)食べるのが大変でした。
女性の参加者が多かったこともあり、食べきれない人が続出。
私は、「今まで生きてきて、こんなに肉を食べた事がない!!」と思うほどたくさん食べました。

野菜ソムリエと農家の青年たちとの懇親会だったので、
肉の量を減らして、併設の野菜レストランのメニューの一部をBBQに加えて欲しかったなぁ~と思いました。

農家の皆さんとの会話で感じたのは、
自分の努力が報われる価格で農作物が売れるなら、
農業をやりたいと考える若者は存在するという事。


実際、サラリーマンをしていた自分より、
農業をしている親父の収入の方が多いからと、
サラリーマンに見切りをつけ家業を継いだ若者もいました。

家族が生活していくために十分で、将来の設備投資も可能な
くらいの収入の確保。実際、これが難しいのですが…。


イベント終了後、BBQで摂取しすぎたカロリーを消費するため、バスで偕楽園に行き、
その周囲を散歩しまくり、帰りは徒歩で水戸駅へ向かいました。
偕楽園内も含めて、4km以上は歩いたと思います。
その時に撮影した写真も載せておきます!!

開催:2007年6月2日(土) 11:00~15:00
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°

A.茨城メロン B.茨城メロン

C.茨城メロン

■写真A:フレッシュひたちに乗って水戸駅へ
■写真B:鹿島臨海鉄道に乗り換えます。
■写真C:涸沼(ひぬま)駅からの風景。


野菜ソムリエと茨城の農家の若者との交流会、
そしてメロン狩りをするために茨城県茨城町へやってきました。
茨城町は、肉用牛の飼育やメロンなどの施設園芸が盛んで、
平成17年度の農業生産額では、県内第6位。
鹿島臨海鉄道・涸沼(ひぬま)駅から車で20分。
メロン狩りをする予定の大塚農園は、たくさんのビニールハウスが設置された圃場の中にありました。


【茨城のメロン】

まず、茨城のメロンと基本的な栽培方法についての説明がありました。
メロンの出荷量が全国1位を誇っている茨城県。
主にネット種である「アンデス」「タカミ」(緑肉)や「クインシー」(赤肉)を栽培していますが、
ノーネット種である「プリンス」や「キンショウ」なども栽培しています。

花の受粉には蜜蜂を使い、補助的に人工交配などを施し、形の良い実だけを残します。
交配してから55~60日後、実のそばにある葉が黄色く枯れてきた頃が収穫時期。
ネットの張り具合や痛みがないかなどを確認して収穫されます。

収穫後は、太陽熱を利用して土壌を消毒。
梅雨明け後、土壌に有機肥料と水分を交ぜ、ビニールハウスを閉め切り、
太陽光を当てることで、土壌の中に潜む熱に弱い病原菌(メロンつる割れ病菌など)を殺菌します。
その時の日中の地温は、60~80℃になるそうです。
これは、メロンの連作障害を防止する方法の一つであり、期間は1ヶ月ほどかけます。
この方法だと、農薬を使う必要が無いため、人や環境への影響を低減できます。

D.茨城メロン E.茨城メロン

■写真D:茨城のメロンの収穫量は、日本一!!
■写真E:品種別の出荷カレンダー


【メロン狩り体験】
さあ、いよいよメロン狩りの時間!!
「ネットの網目が細かくて痛みが無く、大きいものを選んでください」
というアドバイスを受けた後、ビニールハウスの中へ。

「メロンのつる・葉・実には産毛があり触ると痛いので、軍手を着用してください」という話だったのですが、
私は素手でつるをパキッと割って収穫。
「軍手を使わなくても大丈夫でした。」と農家の方に話したら、
「たくさん収穫するときは手が痛くなるので、やはり軍手(手袋)は必要なんですよ。」と言われました。

参加した皆さん全員で、自分が一番美味しいと思うオンリーワンのメロンを探して収穫。
収穫したメロンを手に記念撮影をする方もいらっしゃいました。
美味しいメロンを収穫できたかは、食べ頃になる1週間~10日後に判明。結果が楽しみです。

茨城メロン 茨城メロン


【「レノン」と「麗容」】
メロン狩りの後は、メロン&トマトが振舞われました。
メロンはお馴染みの「アンデス」。そして、最近人気が出てきた赤肉メロンの「レノン」という品種。
トマトは、「麗容(れいよう)」でした。
「レノン」は、種の部分が少なく、果肉部分が厚いので食べ応えがあり、
赤肉メロン特有のカロチン臭が少ないのが特徴。
「麗容」は、肉質がしっかりして傷みにくく、コクがあります。

普通のトマトは輸送中の軟化・腐敗を防ぐため、色が青いうちに収穫して輸送中に追熟させ赤くしますが、
「麗容」は畑で赤熟してから出荷できるので、その分栄養価と旨みが増します。
品種名を聞いただけでどんなトマトか理解し頷いている野菜ソムリエ達を見て、農家の方は
「“麗容”って聞いただけで分かるの!?」と驚いていました。


【BBQ会場へ】
その後、BBQ広場がある『ポケットファームどきどき』へ移動。
ここは、「自然・農業・食べ物」をテーマにしたJAの農業体験型レジャー施設。
付設農園での収穫体験や地元の達人を招いて、豆腐やウィンナー作りを教えてもらえる体験教室。
それに、動物と触れ合える広場や地元物産の直売所であるファーマーズポケットなどがあります。
BBQの前に、ポケットファームどきどきの小泉所長が、仕事の合間を縫って顔を出してくださいました。
小泉所長は、ベジタブル&フルーツマイスターの資格をお持ちで、VMC活動にも参加されています。
顔見知りの方もいらしたのではないでしょうか?


【4Hクラブ(Four H club)】
BBQを楽しみながら、茨城町の農業を担う後継者のクラブである
「茨城町4Hクラブ」の方々とおしゃべりを楽しみました。
日本では“農業青年クラブ”とも言われている“4Hクラブ”。
起源は、1902年にアメリカで誕生した農業技術の振興・生活全般にわたる教育を展開する青少年教育団体。
4Hとは、クラブの信条を表す4つの言葉の頭文字を表しています。

■農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨く。
■科学的に物を考えることのできる頭(Head)を訓練する。
■誠実で友情に富む心(Heart)を培う。
■楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進する。

日本では、戦後、現在の農業改良普及センターの呼びかけに応じて、
全国各地に“農業青年クラブ”が作られました。
そして、部落・市町村単位のクラブ相互の連携を強化するため、「全国農業青年クラブ連絡協議会」も結成。
農業青年達の仲間づくりを促進し、互いの情報交換を通じて農業技術や生活の向上を目指しています。
農業は、生物・植物病理・気象・経営など、あらゆる知識・技術が必要とされます。定期的に開かれる集会や、
視察研修・栽培試験への取り組みは、日本の農業の発展に貢献していくに違いありません。


【農家はメーカーと同じである】
4Hクラブの皆さんとの話しを通じて感じたのは、「自分で販路を開拓していこう」と考えている方が多いこと。
現に、ファミリーレストランや生協などに営業に行き、契約栽培をしている方が多いです。

「農産物は、
作り手の技術・愛情・人柄が、形・味になって表れる。」


自分で生産する作物に自信をもち、自分の名前を前面に出して勝負していこうという意気込みに、
これからの農業に対する強い期待感が湧いてきました。
そして、このような農家を応援してきたいと思いました。


【これも愛!?】

F.茨城メロン

■写真F:私が収穫したメロンとお土産のトマト

BBQの後は、買い物タイム。
この日は、「メロン祭り」も開催されていたので、様々な種類のメロンが展示され、
露天ブースでは、メロンの試食販売やイベントが催されていました。
“ファーマーズポケット”で販売されている青果物には、
生産者だけでなく、品種名もしっかり表示されていました。
通常ではなかなか入手できない品種の野菜もあったそうです。

自由時間終了後は、沢山の野菜・果物を手にしている野菜ソムリエの皆さんの姿が!
「ここまで車で来た人ならいいけれど、電車で来た人は持って帰るのが大変なのでは?」と、
ちょっと心配になりました。でも、嬉しそうな笑顔が、
「そんなのは苦労だと思わない」
事を物語っています。

農家の若者と野菜ソムリエの「野菜・果物への深い愛」を感じた一日でした。



G.茨城メロン

H.茨城メロン

I.茨城メロン

■写真G・H:偕楽園公園の風景
■写真I:水戸光圀公の銅像

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真々田農園ツアー(後編)

7.規格外で勝負できる力

真々田農場の取引先は、青果市場・卸売業者だけでなく、
小売店・レストラン・個人のお客様までと広範囲におよびます。
小売店には、Food Discoveryグループ(V&F協会も属している)の1つ、
エフ・アグリシステムズが運営する野菜ソムリエの店エフが含まれています。

取引先にレストランがあるのは、飛び込みで営業をしたのがきっかけ。
真々田さんは、農家に嫁ぐ前は、イギリスで食品関係の商社にお勤めでした。その経験が活きたのでしょう。
真々田さんの野菜の美味しさが口コミで伝わり、
今では約30店舗のレストランに野菜を販売しています。

レストランは、市場でなかなか入手困難な野菜を求めてきます。
例えば、「花丸きゅうり(花のついた長さ3cmくらいの幼果。刺身のつまなどに使う)」や、
極太きゅうり。枝付きトマトなど。
料理を華やかに引き立てる野菜。もちろん味も良くなければなりません。
そうでないと買って貰えず返品されてしまいます。

また、レストランが要求する野菜は規格外のものが多く、
たとえ返品されても青果市場に出荷できません。だから、
「いかにその要求に応えていくか」が大きな課題になっています。

営業活動を通じて顧客のニーズを把握し、
  その難題を克服して期待に応え続けられる力。

これが、顧客から信頼されている理由だと思います。



8.止められない、止まらない♪

最後は、真々田農園の皆さんを交えた昼食会。
テーブルには、採り立て野菜のサラダ・自家製漬物・おにぎり・お味噌汁が並びます。
特に好評だったのは、カブの漬物とお味噌汁。
真々田農園では自家製の味噌も販売。
「もし在庫があるなら、是非!」と数人の方々が購入していました。

私は皆さんの話を聞きながら、ずっと食べ続けていました。私が食べたのは、直径30cmくらいのお皿に盛られた
サラダの7~8割の量、おにぎり2個、味噌汁2杯、漬物少々(←本当に??/笑)。食べすぎですかね~?
「こんなに鮮度の高い野菜を食べる機会は、滅多にない!」と思ったら、手と口が止まらなくなりました。
そんな私を見ていた真々田さんに、
「隣のテーブルにあるサラダもどうぞ♪」と言われてしまいました…(^^;

天の声:「おぬしは、遠慮というものを知らぬのか?」

私:「はい♪」



9.『インターナショナル』な農園

真々田さんは、“インターナショナルホテルマネジメント”という資格をお持ちです。
これは、“国際ホテルが開業できる”資格。
「いつか、この農園の一角に国際ホテルが開けたら…」という夢があります。
もし実現したら、どんなホテルになるんでしょう? 夢が膨らみます♪

“美味しいもの・安全なものを食べたい”というのは、みんな同じ。
その気持ちを大事にしている真々田さん。
これからも夫婦二人三脚で美味しい野菜を作り続けてください!!

L:mamada_l M:mamada_m

N:mamada_n O:mamada_o P:mamada_p


■写真L:トマトの実は、雨がかかると割れてしまう。
      できるだけ雨がかからないよう“雨よけ”がしてある。
■写真M:水なすは、葉が果実に触れて擦れると傷になってしまう。
      そうならないように、そして、日光が平均してあたるように
     余分な葉を取り除く。
■写真N:私が黙々と食べていたサラダ。
     真々田さんお手製ドレッシングも◎でした♪
■写真O:今日のお土産。“やわらかみず菜”と“サラダほうれんそう”
■写真P:枝豆(まま茶豆)畑の前で。満面の笑みの真々田さん。



真々田農園ツアー [前編] [中編]  [後編]

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真々田農園ツアー(中編)

5.コールドチェーン

納屋のそばに大きな冷蔵庫がありました。
真々田農園では、収穫した野菜をその日に出荷しています。
だから、冷蔵庫は不要なのでは?
いえいえ。これは、野菜を保存しておくものではなく、収穫した野菜を
すぐに冷やして(予冷)、鮮度を保つ為のものだそうです。
野菜は収穫後も呼吸を続けています。
根や葉から栄養・水分を補給できなくなった青果物は、呼吸をする為に、残っている栄養分を使ってしまい、
うまみ・鮮度が落ちてしまいます。
収穫後すぐに冷やして野菜の呼吸を止め、このままの状態で小売店(飲食店)まで運べば、鮮度落ちが防げます。
生鮮食料品を生産地から消費地まで低温のまま輸送して、
鮮度を保つシステムを“コールドチェーン”といいます。

この仕組みがすべての市場で確立すれば、
私達は、鮮度の高い野菜をもっとたくさん食べられるようになるでしょう。



6.ままだくんの野菜たち

いよいよ畑へ。
真々田さんの手には、井戸水を汲んだ青いバケツ。
何をするんでしょう?

これは、野菜を洗うためのもの。
真々田さんは、私達に採りたての野菜をご馳走しようとしていたのです♪ \(^о^)/
以下、食べた野菜の感想をメモ風に書きます。

【きゅうり】
手渡されたきゅうりを3つに分けようとグッと力を入れる。
「痛い!!」
よく見ると、皮の周りのトゲがピンと立っている。新鮮な証拠です。
トゲに気をつけながらゆっくり力を入れると、パキッと折れる。いい音♪
食べてみると、あまり水っぽくなく、普通のものより味が濃い。
実がしっかりつまっています。

【小松菜】
市場に出せる基準の大きさに育つ前に収穫し、
契約しているレストラン・販売店に“サラダ用”として出荷される。
普通のものより筋っぽくない。そして、苦味が少なく優しい味。
生食するなら、このくらいの柔らかさがいい。とても食べやすい小松菜です。

F.mamada_f G.mamada_g H.mamada_h

■写真F:小松菜のハウス。柔らかい葉がじゅうたんのように並ぶ。
■写真G:高さ5cmほどの“赤ちゃん”小松菜。
      この大きさのものも、レストランからの需要がある。
■写真H:左がみず菜。右がサラダほうれん草。
     みず菜も葉が若く柔らかいうちに収穫。
     先ほど(写真F)の小松菜・やわらかみず菜・
     サラダほうれん草を交ぜ合わせて、
     “季節のベビーサラダミックス”として販売している。


【ミニキャロット】
カリッとした食感。人参の香りが豊か。
私は、この葉を持ち帰って味噌汁に入れて食べました。
食感は、「筋っぽくなく苦味の少ない春菊。人参の香り付き」といった感じでしょうか。

【カブ(ままだカブ)】
なんと、一人一株配られる。
初めてですよ、丸かじりでカブを食べるなんて…(^^;
「こういう経験は、ここでしか出来ない!」と思って挑戦!!
噛んだ瞬間、汁がジュワッと出てくる。とてもみずみずしい。
そして、噛み続けると甘みがほんのり。

そう。真々田さんが作る野菜は、
野菜本来の味がしっかりとついているんです。


I.mamada_i J.mamada_j K.mamada_k

■写真I:葉の美味しさも味わえた“ミニキャロット”。
■写真J:ズシッとした重さを感じる“ままだカブ”。
■写真K:「えっ! 一人一個!?」「食べられるかしら?」 なんて言いながら皆さん全員完食です♪


≪追伸≫
画像をクリックすると拡大します。

真々田農園ツアー [前編] [中編]  [後編]

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真々田農園ツアー(前編)

1.笑顔で出迎え♪

6月3日9時34分、埼玉高速鉄道「浦和美園」駅に到着。
ここは、“浦和レッズ”の本拠地“埼玉スタジアム”の最寄駅。
でも、サッカーの試合を見に来たのではありません。
V&F協会主催のクラブ活動で“真々田農園”を見学しにやって来たのです。
参加者は、V&F協会の方を含めて15人くらい。
駅から路線バスに乗り約5分。“尾ヶ崎”のバス停で、
真々田農園の奥様・真々田佐代子さんが私達を笑顔で迎えて下さいました。
真々田さんちの農園ツアー。はじまり、はじまり~♪



2.農薬に頼らない意味

まずは、水田から。田んぼの苗は、まだ小さい感じがします。
今年の田植えの時期(5月)は、雨の日が多かったので、田植えの時期が少し遅れたからだそうです。

真々田さんのお米は、無農薬栽培。除草剤も一切使わず、雑草は手で取っています。
密植せず、隙間をあけて植える事で、害虫の繁殖を防止。
収穫高を減らしてもいいから、品質を保つことを重視しています。
他の作物で農薬を使う場合でも、法定の希釈倍率よりさらに薄めて使用。
例えば、希釈倍率1000倍の農薬なら、1500~2000倍に薄めるというように。

できるだけ農薬に頼らない農業をしているのは、
農薬を使わない方が土の健康を保てるから、そして、食の安全性を考えての事。

「食べるものだから、安全なものを作っていきたい」という意識を常に持っておられます。

今年作ってるのは、“コシヒカリ”と“もち米”。もち米は、ほとんどが自家消費。480年間農業を営んでいる真々田家。
当然親戚も多いし、近所の行事も多い。
行事の度にお客様に料理を振舞っているうちに、水田1枚分のもち米が無くなってしまう
そうです。それだけたくさんの人々の料理を作らなければならない農家のお嫁さんは、本当に大変だと思います。

A.mamada_a B.mamada_b

■写真A:真々田さんの水田。植えたのはご主人。綺麗に揃っています。
      血液型がA型というのがよく分かります♪
      水田の水管理は真々田家のお爺さんが担当。
      水量が少ないように感じますが、
      美味しいお米を作るためにお爺さんが“長年の感”で調整して
      いるんだそうです。

■写真B:稲の苗床。順調に生育しなかったり、害虫(根切り虫etc.)の
     被害にあった時のために、余分に育ててある。
     すぐに植え直せるように、水田の一角にもまとめて
     植えてありました。余った苗は、堆肥作りに利用。
     この写真の方が、真々田さんです。



3.微生物の力

水田を見学した後、真々田さんの家へ。庭には、山積みのワラがありました。
このワラは、栽培中の作物の地温を上げる為に地面に敷いたり、堆肥作りに使うそうです。
真々田農園で使う堆肥は、4年間熟成させてつくったもの。
山積みのワラに石灰、魚かす、家畜糞etc.を混ぜて、微生物に分解させる。そのブレンド割合は、内緒♪
4年の歳月を経て熟成が進み、カサが減ってきた頃、真々田家秘伝の土が出来上がります。

周りを見渡すと、ワラの山は4つありました。それは、年ごとに分けられた“ワラの山”。
時間が経つにつれワラが土に分解されていく過程がよく分かります。
4年目の山を見てビックリ。 「本当に土になってる!!」
これだけの量のワラを土に分解してしまう微生物の力は凄い!
“生物は土に還る”というのは本当なんだなと改めて実感しました。



C.mamada_c D.mamada_d

■写真C:堆肥作りの為に山積みされたワラ。これを発酵させ
     4年間熟成させると、写真Dのようになります。
      
■写真D:手前にある土の山が、4年かけて発酵したもの。
     ちなみに、ビニールハウスの手前にあるワラは、
     2年目のもの。微生物パワー、恐るべし!!



4.魅惑の花オクラ

熟成2年目のワラの向こう側にあるビニールハウスの中では、オクラがすくすく育っていました。
真々田農園では、島オクラ、赤オクラ、そして、花オクラを栽培しています。
花オクラは、実ではなく花びらを食べます。花はハイビスカスのよう。
開花後2時間で萎れてしまうので、そのわずかな時間に収穫しなければなりません。
また、保存がきかないので、収穫量は不安定。なかなか目にする機会がありません。
食べると、普通のオクラと同じような粘りとほんのりとした甘さがあるそうです。一度食べてみたい♪


E.mamada_e

■写真E:左の苗が“島オクラ”。右の赤い茎の苗が“赤オクラ”。
      苗の隙間から見えるのは電熱線。これで地温を温める。


真々田農園ツアー [前編] [中編]  [後編]

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プロフィール

平田 実

Author:平田 実
日本野菜ソムリエ協会認定
野菜ソムリエプロ (中級・緑)

子供の頃はかなりの偏食。「サラダを食べなさい、なんて言う人は鬼!!」  そう思ってました。 それが今では野菜ソムリエ。人生、何が起こるか分からないものです。

四季折々の素材の味とハーモニーを楽しんだり、食に携わる人達と交流ができたり。好き嫌いを減らして色んなものが食べられるようになる楽しさを多くの人達に感じて欲しいと考えています。

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筆者より

ここは、私の食関連レポートの公開書庫。野菜・果物、素敵なレストラン&カフェ、スポーツ栄養学etc.について、私自身が、「将来、もう一度読み返したい」と思えるような文章を書けたときに掲載しています。
更新頻度は、年に数回程度になると思いますが、気が向いた時に遊びに来ていただければ幸いです。

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